チビたんとジロ

ブログをもっと頻繁にアップデートしたいのでござるが、姉さんはなかなかの怠け者で、ブログ用に写真をとって、それだけで満足してしまうことが多い。

まず久々にカメの写真を放出。

チビたん&ジロの仲良し写真。

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うしろにいつも写るケージ、こちら側は解放してある。つまりカメが外に出たくなればいつでも出られる。ジロは甲羅干しが「もういいや」となると、自分でケージから出てきて水槽の所まで歩きます。チビたんはまだ、そこまでは出来ないみたい。でも、ジロを見て色々覚えている様なので、将来的には出来る様になるでしょう。

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チビたんはジロが大好きみたいで、ジロの首辺りに思いっきり頭を寄せて嬉しそうな顔をしていることが多い。

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すごいの来た

すごいの来た、というか来てた。随分前に。

去年9月くらいに、某国出身のポスドクが新しくラボに加わったのだが、すごいことになってる。Lさんとしとく。

まず始めの姉さんにとっての印象は、なんか同じアジア系で、アジア出身で、女性で、年齢も近い(これはあちらの勘違いと思われる。。。あっちの方がずっと年上だろ)と思われているのか、やけに馴れ馴れしいやつだな、という感じだった。なんか馴れ馴れしく、聞いても無いプライベートの話をしてきたり。別にプライベートの話、聞いてもいいけど、何かズレているんだ。去年5月くらい、Lさんは博士課程を卒業する前に、インタビューのため、初めてこちらのラボに現れた。ボーイフレンドも一緒にやってきた(付き添い)のだが、こちらはそのボーイフレンドの名前まで記憶はしなかった。こういうときは、最低限、インタビューを受けにきた本人の名前しか記憶しない。だって、このラボでは働かないかもしれないし、2度と会わない可能性もあるわけだから(大抵、こういうヒト達は複数のポジションに応募してて、複数のオファーを受けてそこから選択する。他のラボのオファーを受けて、そっちを選ぶかもしれないわけ。しかも、うちのラボ、そんなに魅力的じゃないからさあ爆)。結局オファーをすんなりアクセプトしたらしい。そして4ヶ月後、9月にこのラボで働き始めたときの、一番始めの発言は、「タイラー(ボーイフレンドの名前。)がさあ、これを卒業祝いに買ってくれてさあ、ーーー」

いや、タイラーって誰だよ。って思いました。だって、「タイラー=ボーイフレンド」っていうリマインダが、どこにも無かったんだもの。なんか変わってるなと思っただけで、そこは流したんですが。

そして、Victoria’s secretの宣伝メールを、ご丁寧にラボの女性メンバー全員(しかも研究所ドメインのメルアドに。仕事のメルアドよ?)に転送したり。始めにそのメール受け取った時、タイトル見て、すぐスパムだと思ったんだけど、送信者はLさんだったのでブッタマゲたのを覚えている。ちょっと寒気もしたよ。そういうのが2〜3回あった。返信はしなかった。

なんか、変わっているのかなあ、と自分の中ではそれでしばらく落ち着いてしまった。しかし、わざわざ姉さんの実験が終わるのを待って一緒に駐車場まで帰りたがったりとか、なんかすごい面倒になっていた。

で、運悪く、彼女のプロジェクトは姉さんのと被ってて、というか、姉さんが設計したアッセイを使わないと出来ないやつでした。それに加え。。。Ph.Dは植物の研究でとっているものの、姉さん達の使っている植物と同一ではないので、Lさんは新たにその植物の扱い方や、タンパク質/DNA等の抽出法から習得しなければならない。そこから教えなければいけないことは、全然苦ではなかったのだが。分野を多少変えただけでも、皆が通る道で、新しく入ってきたポスドクには大抵姉さんがジェネラルなプロトコルをあげたり、一緒にやって見せたりするのが恒例なので。大抵皆、1回やり方を見せれば、自分でやるようになる。タンパク質の実験とかは、その性質によってやり方(例えば抽出法とか、ウェスタンブロットの抗体反応とかの条件の細かい部分等)が微妙に変わるのだが、それも普通は自分で調べたり試行錯誤してオプティマイズできるようになる。が、なんか今回は少しというか大分様子が違った。はっきりいって苦となった。だって、全てにおいて、覚えが悪いから。メモも全然取らないし。それで、ジェネラルなプロトコルの話だけでなく、自分がやっている実験の突っ込んだ話までしなければいけないのだから、、マジで苦である。

なんか、やけにどうでも良い質問(マニュアルとか読んで調べればすぐ分かること)とか、1週間ごとに同じ質問をしてくる。何回も同じ説明をした気がする。説明した直後には何も質問してこないので、理解しているのかしていないのわからない。「OK」といって終わり。なんか実験の基礎的なところを理解している様子が無い。特に、タンパク質の実験がやばい。ノートにProteome Inhibitorとか書いてあるし。それ, Proteasome inhibitorですから。そして、電気泳動のメカニズムを理解していないかも知れない雰囲気を醸し出しているやばさ。ターゲットの大きさによって、ゲルのパーセンテージを変えるという常識が無い。タンパク質ゲルの濃度の違いが全く気にならない、というか何のために変えるのか分からない、ということは、おそらくアガロースゲルの濃度も気にしていないと見た。。。

そして、プロトコルの通りに実験ができない。例えば、1枚のシャーレに入っている細胞を、20mLの培養液にケンダクして集めるとする。例えば、5枚のシャーレがあったら、培養液のトータルボリュームは最終的には100mLになるよね。これが、たぶん、130mLとかになっちゃう。それで、「なんか分からないけど、130mLになっちゃった〜」とかわざわざ報告してくる。報告されても困ります。

昨日は、キットのマニュアルが理解できなくて、何回も質問された。それも、そこかよ!それ、ここに書いてあるよ!というレベルの質問。もう、立場的にどっちがテクニシャンだか分からない。てか、Lさん、それすら出来なかったら、テクニシャン勤まらないよ、というレベル。

ちょっと姉さんはノイローゼ気味になっていました。まじでさっさと職場を変えようかと思うくらい。だって、このヒトに実験教えて、それで上手くいかなくて、このヒトがボスにチクる(姉さんのプロトコルでやったのにぃ〜上手くいきませんでしたぁ〜、みたいに)、という状況も発生するかもしれないじゃない。プロトロル通りにやっていないのは本人なのに。

そろそろボスに苦情出した方が良いかなあ、DNAの実験は少なくとも出来ているのだろうか、と今朝ぼんやり考えてました。で、今日ジャーナルクラブがあったのをきっかけに、実は姉さんだけが迷惑を被っているわけではないことが発覚。

今日は、Lさん、なぜかミーティング前にSDS-PAGEを開始、途中でミーティングを抜けだして転写をしにいったと思いきや、1時間帰ってこない。今日はスペイン人姉さんのジャーナルクラブだったんだけど、Lさんが抜け出した時、イントロのスライドの説明をしてた。Lさんが帰ってくる頃には、コンクルージョンのスライドの説明をしていたよ。スペイン人姉さん、そういう形でジャーナルクラブすっぽかされたのでお怒りだったよ。後から何があったのかを耳に挟んだんだけど、実はLさん、姉さんが何回も教えたウェスタンブロットの転写のやり方が分からなくて、他のラボ(しかも上の階。となりのラボ無視?)のポスドクにやり方を習いに行っていたんだって。そのポスドクいわく、「stupid question」の連続だったそう。

スペイン人姉さんのお怒りは夜になってもまだ続いていたので、彼女を含め、そこにいたヒト達に、Lさんの印象や、それにまつわる体験について聞いてみた。そしたら、50mLの培養液を300mL以上用のボトルに入れて、デカい遠心機で一番大きなローターに入れて遠心かけようとして、そうすると遠心機がローター認識できなくて止まるんだけど、それを「遠心機が壊れた/前に使ったヒトが壊したに違いない」としたり(50mLチューブに入れて、小さな遠心機を使って出来る作業じゃ。。。)。4Cのコールドルームが、ラボに併設されているのにも関わらず、4Cでオーバーナイトのライゲーションをサーマルサイクラーで行おうとしたり(サーマルサイクラーに良くない)。アガロースゲルの泳動槽のフタを閉めないで泳動しようとしたり(これは意味が良く分からない。)その他、もろもろ。全ての目撃証言を集め、要約すると、「ラボでの実験経験が無い大学院生の行動」の様。しかも、自ら調べものをしない怠惰な大学院生ね。大学院生なら、まだ注意したり教える余地あるんだけど。。。これ、ポスドクなんだよね。このポスドク、一体どこまで教えれば良いんだ?

しかも、性格的にも何かありそう。Lさんの仕事の発表聞いていて、ボスの質問に全て、やっていないことも含めて(残念ながら、姉さんはLさんの仕事の進行状況を把握しているので)、勢いよくYesと答える様子に不安を感じてはいたんだが。果たして、[嘘をついている]のか、[質問の意味が分からないけど、適当に答えちゃっている]のか、[やっていないことを「やった」という思い込みをしている]のか、謎。

他のポスドクの莫大な助けをもらって、完成させたDNAコンストラクトも、「全部自分でやりました!」とボスに報告したそうである。

他の人に借りたサンプルを返さない、とか。借りたタンパク質のサンプルを常温で放置したりとか。

そして、他のポスドクに、自分がいらなくなった物を売りつけようとしたり。書いていくときりがない。

実は、ラボの常駐メンバー8人中(そのうち2人は彼女と接点無いので、正確には6人中)、自分含め5人は既に彼女を信用してないことが発覚。しかも姉さん以外の4人は、Lさんの実験に関する質問には答えないことにしているそうだ。理由は、時間が無駄なのと、責任がとれないから。それで、ここ数日、大学院生の男の子にばかり頻繁に話しかけているわけである。彼女自身が、周りが敵だらけなのを察して、一番性格が温厚な人間を逃げ場にしているようである。

とにかく、姉さんだけが悩んでいたわけでなく、そもそもLさんにcommon senseがないっていうことで皆悩んでいたことが分かって、すこし気分は楽になった。

じつは去年だったか一昨年も、変な人が入ってきて、姉さんが追い出したんだけど、またそうなるのかなあ。そもそもボスがなぜLさんを雇ったのかが分からない姉さん達だった。

スペイン人姉さんは、「こんなやつに、自分が着る下着のブランド指定されてたまるかよ!」と憤慨してる。