今年も来た!アカボシゴマダラ

今年も、お隣の家のエノキにアカボシゴマダラを発見。
今回は成虫は見なかったけど、ウンコをヒントに探してみました。ウンコや葉の食跡を頼りに幼虫を探すのは、姉さんの得意技です。というか、虫好きな人は誰でもやってしまうよね。
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何に擬態したくてここまで外皮がユニークなことになってるのかは、分からない。そもそもこの幼虫の場合、擬態しているわけではないのかもしれない。ほんとのとこは、幼虫さんのみが知る。

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ペット達

最近ヤドカリが脱皮した。脱皮しそうだったのは知っていたのだが、実はいつ行ったのかは知らない。
姉さんが忙しい期間に、脱皮場所を見つけるためにケージの中でうろうろしたり、穴を掘ろうとしていた。実はこの種類のヤドカリさんは脱皮する時に砂に潜る傾向があるので、本当は砂をいれた容器を用意すべきだったのだが・・・面倒くさくて放置していたら、前回と同じように陸でそのまま脱皮したらしい。
現在はまだ脱いだ殻をポリポリパリパリ食べている期間なので、おとなしい。
脱皮したら色が変わるかなと、ひそかに期待していたのだが・・・全然変化はなかった。写真はまた後日。
代わりに他のペットの写真を。
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ピっちゃん。ピっちゃんが羽のお手入れをしている時は、ヒトから注目されたい/されているとき。
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煮干しを食べる。ジロは好き嫌いなく、野菜も大好き。
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シイタケ君も煮干しが好きで、良く食べる。なぜか動物性のものしか食べてくれず、野菜には見向きもしない。
つい最近購入したツチノコ君は、呼吸器の感染症で実は瀕死状態だ。姉さんが忙しく水替えが十分に行えなかった時期が、たまたま気温の低い時期と重なっていたためか、気が付いたら風邪をこじらせたみたいになっていた。しばらく強制給餌を行ったのだが、なかなか難しい。
なんとなく、もうペットを増やすのは無理なんだなと感じた。このように、3匹目のカメがいても、そいつが病気になった時に費やしてあげられる時間やエネルギーが無い。ペットが全て、いつも元気なら良いが、現実的に考えてそうではない。
ジロ君の免疫力が一時的に下がって心配したこともあるし、シイタケ君が風邪をひいたこともあるし、ピっちゃんの発情が止まらないこともあるし・・・おそらく、全てのペットが元気な状態で、幾分自分のエネルギーが余る、というくらいがちょうどよいのだろう。
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研究は、もの凄いスローペースで進んでいる。もう少しペースアップしたいのだが・・・
と思ってしまうのは、本当はもう少し早いペースでできるはずだからだ。
なぜそれができないかというと、ある実験をするための予備実験をするために必要な実験に時間がかかるためだ。とんでもなく初歩的な段階で、テクニカルな問題に躓き、自分で一から調べるか条件検討を行って、解決していく。自分でも、知らなかったことを恥じてしまうような、初歩的なことだ。
今までの研究室では、皆がやる実験に共通して必要な知識は先輩達に蓄積しており、そういった実験を始める前にその人達に手法や原理を伝授してもらっていた。しかし、今いる場所ではそれが望めない。学生も研究員も、基本的な実験の原理の勉強を疎かにしているため、聞いて損する場合の方が多い。
教員に聞くのが一番良い・・・という変なパターンになってしまうのだが、いちいち教員に初歩的なことを聞きたくないので、結局は自分で試行錯誤している。これが本来の研究の姿だ、とか言うヒトもいるかも知れないけれど、何のために研究室という場で、集団で研究活動を行っているのか考えて欲しい。初歩的なことは皆知っているべきだし、そういった知識だったり技術を共有しなければ、皆の研究が効率的に進まなくなる。
そんなわけで、すごーい進みが遅い・・・なんてこった。でも後退しているわけではないので、頑張ります。
実験を一見効率的に行うキットや機械の開発が、かなり進んでいる。色んな業者がそれを研究室に売り込んでくるのだが・・・やはり実験は根本的に職人技的な面が大きく、いくら便利に作られたものを使用しても、結局モノを言うのは自分の知識や経験なんだなと思うことが多くなった。

地震

今また小さな地震があったが、地震速報を見ても情報がない。
家にいると、時々こういうことがあるんだよね。
今日は夕方に割と大きい地震があった後、大雨+雷が来た。夕立だったのだが、その力強さは相当なものだった。そいつがまき散らした強風により、TXは遅延。
姉さんは研究棟から雲の動きを観察していたのだが、夕立雲の塊の下のみ暴風雨状態になってるのが面白い程良く分かった。
手前に垂れ下がってるのが、夕立雲で、その向こうには明るい空が見える。雲の下の、色がムラになっている部分は全部降り注ぐ雨。
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最近世界のどこを見ても、以前は想像もしなかったくらいの勢いで自然が猛威をふるっている。

自信

ある程度の自信を持っていることが、生きるためには不可欠である。
別にそれが趣味に関するささやかなことであれ、自分がやっている研究に関することであれ、恋人しか認めてくれないような些細なことであれ、何でも良い。
共通して言えるのは、他人による客観的な評価をもとにして生まれるものだということ。
姉さんは今非常に自信が無い。これは、非常に体に悪い。

写真

撮りためている写真達を、徐々に公開。現像したいんだけどな。
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自分がいる大学院のキャンパスは、他のキャンパスと比較してダントツに空間放射線量が高い。大学によって震災直後から放射線量の測定は行われており、ウェブサイトでその数値を報告している。21日に雨が降って以降、明らかに通常より高い状態が続いていることがわかるのだが、大学側は、それが学生に及ぼし得る影響や、そもそもなぜそこまで線量が高い状態が維持されているのか、言及すらしてこなかった。
そのことについて、ようやっと教員が有志を募り、明確で科学的な記述を求める動きが出てきた。https://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/request
結局、彼らの要請を受け、放射線量公開のページにあった「断定的な表現」とやらは書き換えられている。
屋内にいれば浴びる放射線量はかなり押さえられるし、実際姉さんはキャンパスにいる時間の殆どを実験に費やしているので、そこまで長期的な蓄積量に関して不安を抱いているわけでもない。
しかし、一番気がかりなのは、健康というトピックに関して、あまりにも皆が興味を持っていないこと。健康、というのは漠然とした短期的なものも指すが、特に若者が多い大学という場では、より長期的な見方をするべきであろう。将来的に子供を産み、家族を持ちたいと願う学生にとっては、健康であることが大事な基盤となるからだ。そういう視点に立つヒトが、あまりにも少ない気がする。

不都合な真実

結局、修士課程を修了することにした。
修士号を持っていてもアメリカで研究に携わろうと思った際にはほぼ意味がない。アメリカでは、修士号は博士課程をドロップアウトしたヒトが貰う学位だからだ。Ph.Dを持っていて初めて「何か出来そうなヒト」程度に見られる。
そんなわけで、U氏は始め姉さんが日本に留まって修士課程を終えることは、無意味だと言っていた。姉さん自身も、これ以上修士課程に留まることに、意味を見いだせなかった。
それが、秋から渡米しようと思った理由。
しかし、穴があった。
日本の修士号を持っていることはサイエンスの場では意味を成さないが、実は公的な手続きを行う際に大きな意味を持ってくる・・・研究所のHRに、「修士号なしではJ1を申請できない」という制約の存在を告げられた。形式上、何か専門技術があり、役に立つ人間だと示すためには有効なのだ。
というわけで、教授に頼み込んで続けさせてもらうことにした。今週末から月曜にかけて、自分の研究テーマを残った時間でどう展開させるかを考えなければいけない。
目標があれば、今の環境でもどうにか生き残れそう。
もう就職のことを気にしなくて良いので、徐々に集中力が戻ってきている。周りの人達の下らない動向も、さほど気にならなくなった。周りから自分を切り離すことについては、あまり良いことだと思っていないのだが、そうせざるを得なくて・・・そのことについてはまた今度。
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またまた、虫の写真の季節になりました。
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クロベッコウハナアブ。ぱっと見、ウシアブみたいに見えるが、実はハナアブの大型のやつ。
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非常に、翅の模様が綺麗だ。
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超大型なだけに、顕微鏡写真でしか見たことがない触角の構造が良く見えた。
生きているムシが、自然界で生き生きと動き回る様子を写真におさめるのも好きなんだけど・・・時には冷蔵庫で麻酔して、静かにしているムシを撮影してみる。厳かな感じで良い。

最終プラン

今朝U氏とSkypeした。
ビザの件に関してだが、研究所側は2つのオプションを提示したそうだ。
1つは、H1bのむりやりの取得を試みること。ただし、この種類のビザは、本当にアメリカが必要としている資格を保持するヒトのみに与えられる。資格としては「BSからでも可」となっているようだが、実際問題、自分の分野だとPhD持ちでも難しいのではないか。取得を「試みる」ことはできるが、プロセス自体が複雑で、その後も様々なrestrictionがつきまとうようだ(良く知らないので要勉強)。
2つ目は、自分が修士号をとってから、その書類を用いてJ1を取得すること。J1には交換留学の時にお世話になってるので知っている。こちらのオプションの場合は、研究所側もかなり迅速に手続きを進められるようだ。
というわけで、予想通りに修士を修了しなければならないという結論に到達。U氏が待っててくれるというので、それならやってやろうではありませんか・・・
と、思ったとはいえ、この展開にあせっている姉さん。U氏のラボの研究内容も勉強中で、自分の今の研究室での状況は今まで自分が経験したことがない程滅茶苦茶。
そんな姉さんの心情を察してか、U氏はひたすら姉さんのペースで論文を読んでこっちの研究内容を勉強し、Skypeで定期的にディスカッションをする機会を設け、ビザに関しては姉さんのボスが言うこと(姉さんがこのままビザをとるのは難しいでしょうね的な)を気にするのは辞めて、ちゃんとU氏の研究室が入ってる研究所の人事部と連絡をとって、計画遂行のために最善を尽くすべきだよ、と言ってくれた。やることさっさとやって、早くこっちに来れば良いじゃない、と。
ていうか、U氏的には、日本の研究者と話をしてると、姉さんがなんでここまでして日本から出たいのか理解できるらしい。笑
自分の中にバラバラして、自分を混乱させているもののプライオリティーをこのように整理してくれるU氏は、既に自分のメンターのようになっている。小さな幸せを感じた。
そういう幸せを噛みしめて生きていきたいし、自分も周りにそういう幸せを与えながら生きていきたいと思えるだけでも、自分は恵まれているのかもしれない。